おはこんばんは！JUNです。
あなたは朝食はご飯派ですか、パン派ですか？
こちらの疑問にお答えします。
パンを食べるとがんになる？
最近は高級食パンブームもあり、パンの勢いがすごいですね。
しかしそれとともに
『パンを食べるとがんになる』
こんな噂を聞くようになりました…。
がんになる原因
実はパンを作るのに必要な小麦が、がんの原因となるといわれています。
幕内秀夫さん著の
『乳がん患者の8割は朝、パンを食べている』
にも書かれていますがパンを食べている人の方が
がんのリスクは高くなっています。
なぜ小麦が癌のリスクを高めるのでしょう？
グリホサート
2015年7月、WHO（世界保健機関）に関連する
国際がん研究機関（IARC）が『ヒトに対しておそらく発がん性がある』と
結論づけたグリホサートが検出されました。
グリホサートとは？
『ラウンドアップ』という除草剤に含まれる主成分の化学物質です。
こちらについてはまた別記事で詳しく解説したいと思います。
農民連食品分析センターの検査
国際がん研究機関（IARC）の発表により2018年〜2019年にかけて、
『農民連食品分析センター』が日本国内で販売されている
パンやパスタ、小麦粉など小麦製品に対し、
残留農薬の検査を行いました。
その結果ほとんどの製品からグリホサートの成分が検出されました。
国内産の小麦からは検出されていないことから
輸入小麦に原因があると考えられます。
小麦の割合
現在、国内の小麦の割合は国産1割、外国産9割となっています。
外国産の中の割合は下記の通りです。
•カナダ産 3割
•オーストラリア産 2割
原産地がアメリカ産、カナダ産と明記された商品からは
すべてグリホサートが検出されています。
また輸入小麦は企業が買い付けるのではなく、
日本政府が買い付けを行い、国内の各製粉会社へ売り渡すしくみになっています。
一企業ではコントロールができないのが現状のようですね。
小麦製品の約7割からグリホサートが検出
残留検査を行なったのは、市販の小麦粉やパスタなど24製品、
パン15商品です。
検査の結果、小麦製品の約7割（39商品中29商品）から検出されています。
•パン 15種類中11種の食パン、菓子パンから検出
•パスタやマカロニ 5品目中3品目から検出
•その他小麦製品 19種類中15種類検出
詳細の製品については別記事にて書く予定です。
小麦になぜグリホサートが入るのか？
ここまででグリホサートを含む『ラウンドアップ』は除草剤
と説明してきました。
しかし『ラウンドアップ』の使用方法は単に除草剤だけではありません。
アメリカでは『プレハーベスト』といって
『小麦の収穫前にラウンドアップを小麦畑に散布することで、小麦を枯らし収穫を容易にする』
という作業をします。
この作業によって、不揃いに熟することが多い小麦の成熟度が均一化される効果もあり、農家産にとってはメリットがあります。
日本ではこの『プレハーベスト』の作業を行なっていないため
国産小麦からはグリホサートが検出されていません。
グリホサートから逃れるには？
現在の日本の食べ物の環境では
残念ながらグリホサートを避けることは正直難しいです。
今の私たちができることは
ポイント
1. パン派の人はパンよりもご飯の回数を増やす
2. パンや小麦製品を買うときは『国産』、『オーストラリア産』のものを選ぶ
まとめ
日本のパンや小麦製品の現状、お分かりになりましたでしょうか？
最後にもう一度まとめておきます。
- パンを食べる機会が多い人は癌のリスクが高くなる
- グリホサートには発がん性がある
- 国内の小麦は9割が海外に頼っている
- 小麦製品の約7割からグリホサートが検出
- 小麦製品を食べるときは『国産』『オーストラリア産』の小麦を選ぶ
実は『グリホサート』関することは、これだけでは終わりません。
不妊や規制の緩和、それだけでなく問題はたくさんあります。
海外では消費者であるお母さん達が声を上げて
国を変えました。
1人ひとりに大きな力はありません。
ですが1人ひとりが正しい知識を持ち、
このままではいけないという人が増えれば
何かが変わるのではないかと思います。
もっと食の安全や農薬不使用•化学肥料不使用の野菜のことを
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ぜひお楽しみに！